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診療案内(訪問診療)

訪問診療のご案内

訪問診療とは

自宅で療養(在宅療養)されている方のお宅へ直接医師や看護師が定期的に訪問し適切に必要な医療を行います。また、状況により24時間いつでも医師や看護師と連絡を取ることができ必要な時は夜間でも訪問し診療します。

他の在宅支援診療所、訪問看護ステーション、居宅事業所などとも連携をとっており、より充実した24時間往診及び訪問看護等を提供できる体制をとっております。
電話:049-287-6519(代表)
「往診部スタッフ」とご用命ください。

訪問エリア

坂戸市・鶴ヶ島市を中心とした地域
訪問可能な地域は診療状況などで変化しますのでご相談下さい。

在宅医療ってなにができるの?

大学病院などの大きな病院のような最先端な医療はできませんがそれなりにいろいろできます。

実施できる医療行為

点滴管理・IVH管理
疼痛コントロール(麻薬も処方可能)
胃ろう・経鼻胃管管理、交換
在宅酸素療法(HOT)
エコーガイド下胸腔・腹腔穿刺
尿道留置カテーテル管理
気管切開後の管理・吸引処置
膀胱ろう・腎ろう管理
糖尿病管理(インスリン管理含)
在宅輸血(濃厚赤血球・血小板)
持続皮下注射(PCAポンプ)
ストーマ(人工肛門)管理
褥瘡管理
皮膚切開・縫合
その他いろいろできます。

在宅診療のイメージ

往診部がある鶴ヶ島在宅医療診療所ってどんなところ?

耳鼻科、内科、外科を中心とした外来診療のほか訪問診療を行う往診部と19床の入院施設があります。

通える方は外来受診していただきます。神経難病、悪性腫瘍などの重大な病気や、交通事故などで障害をもってしまった方など通えなくなった方には訪問診療いたします。在宅療養で過ごしていた方も必要な場合は入院し治療も行えます。

  1. 住み慣れた環境で最期まで自分らしく過ごして頂くために、多職種と積極的に連携して、在宅生活を支援いたします。
  2. 病院で当たり前のように行われている医療をしっかり吟味し、本当に必要な医療を患者さんと一緒に考えます。
  3. 患者さんを自分の家族と同じように考え、ご本人のみならず周りの皆様も幸せになれる在宅医療をご提供できるよう努力いたします。

以上を心がけて、診療にあたってまいります。
丁寧にわかりやすい説明、誠実な診察・診療を心がけています。

医療法人社団 満寿会 鶴ヶ島在宅医療診療所 往診部
〒350-2223 埼玉県鶴ヶ島市高倉772-1
TEL:049-287-6519
FAX:049-271-6184

医師のご紹介

医師 小川 越史

略歴

城北埼玉高校卒業。
帝京大学医学部入学し大学時代は準硬式野球部へ所属。
帝京大学病院(板橋区)研修後、外科(専門は上部消化管で主に胃、食道の手術を多数執刀)入局。
帝京大学大学院へ進学し、研究は栄養と免疫について東京大学で行った。
その後博士号を取得。
板橋中央総合病院へし就職し耳鼻咽喉科へ転向。
修行したのちに総合診療医として鶴ヶ島在宅医療診療所へ赴任となる。

ご挨拶

はじめに自己紹介をしたいと思います。
私は鶴ヶ島第一小学校に入学し、高校卒業までこの地で育ちました。
私の祖父である小川満二がこの地に開業し、代々医業を継いだことから私も医者を目指し、帝京大学医学部へ入学しました。
医科研修も帝京大学病院で行い、外科医として勤務しておりましたが、耳鼻科医である父の家業を継ぐべく耳鼻科の修行を行ったのち、鶴ヶ島に戻ってまいりました。
さて私が研修医の時のことです。
都内の団地などを往診し、訪問医療を勉強する機会がありました。
その際に伺った家庭には、都内であるにも関わらず過疎化がすすんでおり、高齢者の孤独死が起きてしまっている事がありました。
ある訪問先で、半身不随にもかかわらず懸命に一人暮らしをしている40代の方に出会いました。
ハンデを抱えながらも、半人前の私に対して元気に優しく接してくれる姿に非常に感銘を受け、自分も頑張って早く一人前の医師にならねばと思いました。
しかし、その訪問医療の研修が終わった一カ月後には、その方が重度の感染症で命を落とされたと報告がありました。
どうして…。あんなに頑張っていたあの人が…。
一体何が原因でこのようなことが起きてしまうのか。
何とかこのような寂しい結果を回避できないか、この現状を改善できないかと思いました。
その時の私は、医療人としても社会人としても半人前で非常に無力であり、自分自身の不甲斐なさを痛感したのを覚えています。
そののち私は消化器外科に入局し、手術、化学療法、放射線療法などの治療を行っていました。しかし、最先端の医療だからといって完璧なものは無く、どんなに手を尽くしても治療できず、医療の限界を感じたこともありました。
病気を治せない時に私は一体なにをすべきなのか…。
入院中に接してきた多くの方は自宅に帰りたい、住み慣れた家で過ごしたいとおっしゃっていました。
完治した人も、そうでない人も退院して外来でお会いすると、自宅へ戻ってどう過ごしたかお話しされます。そのお顔は、入院していたときよりずっと輝いて素敵な笑顔でした。
残念ながら医療には限界があります。
自宅で過ごすことが厳しい状況もあります。
それでも「住み慣れた地元、住み慣れた家で過ごしたい。」
そんな希望を叶えるために、いま自分がやるべきことは医療を通じて一緒に笑顔を作ることではないかと考えています。

在宅医・専従看護師募集

5年以上の臨床経験のある方で、在宅医、家庭医を目指す先生、在宅緩和ケアに興味のある先生、ぜひご連絡ください!
また、我々と一緒に同行訪問する専従看護師さんも随時募集しております!
特別な医療技術や看護技術は要りません。同じ目線で地域を「ささえる心」があれば、大歓迎です。
一緒に地域を支えませんか!!
ご連絡先:鶴ヶ島在宅医療診療所 往診部
TEL:049-287-6519
FAX:049-271-6184
E-mail:ousin@manjyukai.or.jp

訪問診療を受けたいと思ったら!?

ご相談

電話にてお受けいたします。
TEL:049-287-6519(往診部スタッフとご用命ください)
受付時間 月~金8:30~17:00
現在の状況等お伺いします。
また訪問診療についてのご説明をいたします。
状況によっては相談外来を受診していただくこともございます。(費用5000円)

初回訪問診療となります

訪問対象地域

鶴ヶ島市 坂戸市(一部の地域は要相談)
その他、毛呂山、日高、川越も地域によって可能です。
お気軽にお問合せください。

費用について

H28年4月1日~
  • 初回訪問診療
内容
保険点数
1割負担の方
3割負担の方
初診訪問診療料
1002点
1000円
3010円
  • 訪問診療(2回目以降の訪問診療)
内容
保険点数
1割負担の方
3割負担の方
2回目以降の訪問診療料
833点
830円
2500円
  • 24時間365日の診療体制の提供
    月2回以上の定期的な訪問診療を行った場合(初心訪問を除く)24時間365日の診療相談をお受けすることができます
内容
保険点数
1割負担の方
3割負担の方
在宅時医学総合管理料
5000点
5000円/月
15000円/月
※病状により別途加算があります
電話再診料(お電話で相談を受けた時)
100円~1500円
(時間外、休日、夜間で異なります)
  • 臨時訪問(急に具合が悪くなった時に臨時で訪問した場合)
内容
保険点数
1割負担の方
3割負担の方
臨時訪問診療料
848点
850円
2540円
*休日、時間外、夜間等別途加算されます
*往診1回ごとに交通費がかかります(200円~)
その他医療材料費、お薬代等別途かかります。
上記の費用以外に治療、処置の内容によって追加の加算がございます。
詳しくはお問い合わせください。
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